招待しなくても『真のファン』を集めているFacebookページとは?
この記事は、Facebookページにたくさんの人にいいね!をしてもらいたくて、友だちにいいね!のリクエストをしてしまうと、それは結果的にFacebookページの成長にならないからやめたほうがいいよ、っていう記事です。
いいね!のリクエストをせずに交流を深めている事例
事例1
2015年4月末にFacebookページオープン、ウェブサイトをリニューアルした美人冷蔵庫LIFEのFacebookページ。
現在(2015年6月24日)、99いいね!ですが、投稿へのいいね!数の割合も高いですし、個人であまりシェアしていないものの、リーチがとても伸びています。そして、投稿するたびに新規いいね!を獲得しています。
例えば、この5月の投稿。あさりの砂抜きについての記事ですが、1200リーチ(1200人が投稿を見たということ)でした。この時のページのいいね数は70くらいだったはずですから、すごい拡散力です!!
事例2
酒井税理士事務所さんも、招待しなくてもいいね!を集めているFacebookページです。
確定申告の時期や助成金申請など、期間限定の旬な話題を上手に使って拡散しています。
サイトリニューアル時も招待は送っていませんが、コンスタントにページへの「いいね!」がついているのは、実用的で役立つ情報を掲載しているからです。
Facebookページはこちら▶ 愛され続けるお店づくりをサポートする酒井税理士事務所
事例3
私のFacebookページ。
下はこの記事の直前に書いた Facebookページは「いいね!」をリクエストしないほうが良いワケを投稿した時のリーチです。これは、いいね!数の10倍、約2200人の人に見てもらったことになります。
でも、個人アカウントでシェアしなかったら、この数字はなかったでしょう。個人アカウントでもシェアすれば、ウェブサイトの存在を広く知ってもらうことができます。
Facebookをビジネスでも活用したいと思うのなら、個人アカウントも積極的に使うのも手です。
いいね!を集めることが目的?
紹介した例は、サービス内容やターゲットが違うので正確な比較にはなりません。ですが、ページ運営の方法は同じです。
ウェブ集客には、数ももちろん大事です。ウェブはできるだけ多くの人々に見てもらった方が良いに決まってます。
でも、自分のサービスや商品と関係が遠い人ばかりを集めても、集客や売上げになかなか結び付かないですよね。
Facebookページを運営する、いいね!を多く集める、コメントやシェアをしてもらうなどは、目的ではなくて手段です。
いいね!をどんなに集めても、集客に至らなければ意味のないものですし、何のためにやっているのかが分からなくなり、ただ疲れてしまうだけです(T-T)
参考ブログ▶ 義理でもいいの?Facebookページにいいね!をリクエストしてはいけない理由
上の例でおわかりのように、見た人の興味・感心をどれだけ集めるか、というのがFacebookページ運営の秘訣です。
ただこれは、毎回ヒットが出せるものではありません。リーチが伸びて多くの人に拡散する時もあれば、あまりリーチが伸びなかったり、反応が薄い時もあります。WEBは「人」が見ているものですから、そのコントロールをすることはできないのです。
すでにお友だちにリクエストしてしまった人も、後から興味・感心の引く魅力的な投稿やブログの記事を紹介していくことで、リーチを多く集めることは可能です。そうすれば、自然にいいね!も増えてきます。
Facebookページにせよ、ブログにせよ、短期間で多くの反応を集めるテクニックがないとは言いません。たくさんのいいね!を集めたり、読者を増やすことも意味があることかもしれないけど、それをする意味は何なのか、ウェブを使う本当の目的はなんだったのか?
そのことを、よく考えて、上手に運営して行きましょう。