サロネーゼとママ起業家を勝手に比較してみました

起業がブームのようになって久しいですね。

インターネットが家庭に普及し、だれでも自分のことを世界に発信できるようになったことが大きく影響しているのもあるし、働き方の多様性というのもあるでしょう。

ここ数年、マスコミは主婦起業を取り上げることが多くなりました。実際、主婦起業、ママ起業関連のイベントへ足を運ぶと、大抵の会場には必ずと言っていい程、テレビ局のカメラクルーが入っています。

わたしもママや主婦起業のイベントには何度か出展したことがあります。起業相談のブースで3回ほど。スポンサーの力もあると思いますが、来場者数も多くて本当に大にぎわいでびっくりします。

一方で、カメラクルーが入ることは稀ですがサロネーゼが集まるイベントも開催されています。こちらも小規模ながら、各地で定期的に開催しているようです。

サロネーゼってなに?

サロネーゼとは、自宅で趣味を生かした知識や技術を教える教室を主宰する女性たちのこと。2006年に光文社の女性誌「VERY」編集長が当時流行していた「シロガネーゼ」に似せて「サロネーゼ」と命名。同誌で特集したのがきっかけで、この言葉が広まったとされている。

日経トレンディより引用
『24万人の女性を動かす!? 「サロネーゼ」に企業が注目する理由』

 

自宅で教室を開いて生徒さんに教えることは、この起業家ブームが始まる前、インターネットが日本に普及する前からありました。ピアノの先生や、習字、英会話など、わたしの子ども時代にもありました。

サロネーゼという名前がついたのが最近ですね。

今回は、イベント出展で実際に会場にいる女性たちに接してみて、ママ起業家とサロネーゼってどう違うのかや、そもそも違いはあるのか?について、わたしの見聞と経験だけで勝手に比較してみました。

ママ起業家とサロネーゼの年齢と家庭環境

ママ起業家の場合

イベント会場にいる方たちは、いわゆるアラフォーが多いです。実際に活動している方々も35歳から42、3歳くらいかしら。子どもが生まれたばかりで育児休暇中の人や専業主婦もいます。

ベビーカーや抱っこ紐の赤ちゃんを連れたママや、未就園児や未就学児、大きくても小学生くらいのママたち中心です。主に自宅やレンタルルームなどを使って活動しています。

育児休暇中のママの中には、復帰のための保育園が見つからないなど、働きたくても働けないという事情から、起業を考える人もいるようです。

ママ起業のイベントは平日に開催することが多く、現役で会社勤めしている方の来場者は少ない、というか皆無に近いかもしれませんねー。でも来場者数は毎回とても多くてびっくりします。

サロネーゼの場合

ママ起業家よりも年齢層は10歳くらい高くなります。いわゆるアラフィフが多いです。45歳から55歳くらい。バブル時代を大学生や新入社員で経験している人たちです。

サロネーゼたちは専業主婦が圧倒的多数。世帯年収も平均より高いのではないかと思います(勝手に推測)。パート勤めの方もほとんどいらっしゃらないようです。

活動場所は自宅が多いです。レンタルサロンなどを使って活動している人は少なくほとんどいません。なぜなら、サロネーゼたちにとって自宅を素敵に魅せるということがとても大事なポイントだから。

ビジネスというより趣味の延長な感じですが、中にはがっつりとビジネスしている女性もいます。極稀ですが株式会社にして企業と取引をしているなど。まあここまでくると、もうサロネーゼというカテゴリーには入りませんね。

サロネーゼとママ起業家の仕事への意識

ママ起業家の場合

法人格を目指して事業を大きくしようという人と、個人事業で小さく続けたい人と、二手に分かれます。

法人格を目指している人は、資金調達や助成金の申請などの情報を積極的に集めていますし、実際ビジネスコンテストに参加する人もいます。

一方で、個人事業としてマイペースで続けていきたい人もいます。

子どもが小さい人が多いので、どこまで規模を大きくするか、覚悟を決めるところで悩む人が多いのではないでしょうか。あとは、ご主人の理解を得るのもハードルとなっている人もいるようです。

まだまだ若いのでチャレンジ精神旺盛な女性が多いなあという印象があります。そういえば、起業プレゼンに参加するのもママ起業家のほうが多い印象がありますね。わたしの知る限りですが。

始めは自宅から小さくはじめても、社会に役立つ事業ならどんどん活動範囲を広げて、次世代を盛り上げるためにがんばってほしいです。そのためには周囲の協力も必要不可欠。そこをちゃんとサポートしてくれる団体もこれからは必要ですね。

サロネーゼの場合

『売上げ』『稼ぐ』という言葉よりも、『人気サロン』『予約が取れない』など、自分のブランドイメージをとても大切にしている人が多いです。

実際に、友だちに誘われレッスンに行ったことがあるのですが、随所にこだわりを感じさせる素敵なインテリアの邸宅。『旦那様はどんなお仕事をされているのだろうか?』と思ってしまうようなお住まいでした。

お料理、お菓子、フラワー系、クラフト系(ハンドメイド雑貨等)が主ですが、結構プロ並みのスキルを持っている方が多いので驚きます。でも、あまり『ビジネス』についてのマインドはお持ちではないようで、とてももったいないなあと思います。

子どもも手が離れたし、自分の好きなことをやりたいという感じでしょうか。それでもレッスン料は安くて5,000円程。大体平均7,000円くらいでしょうかね。趣味の延長にしては安くはないので、いちおうビジネスとしてやっているのかもしれません。

中にはディプロマを出している先生もいて、数万円から十数万円のレッスン料を取るようです。ビジネス感覚があるのかないのか謎(笑)。

年齢層的に会社員時代はワープロや表計算のソフトは使えたけど、インターネットはかなり苦手な方が多いです。

以前、サロネーゼのコンサルをしたことがあったのですが、ビジネスとして捉えてないのか少しでも営業っぽいことはしたくない方が多数。(コンサルにならないのでこういう方はお断りww)

以下は偏見かも知れないけれど、自分のブランドイメージ(要はどう見られるか)を気にしながら、『こういうことをしているわたし』をSNSでアピールする。それが目的という方もいると思います。

もちろん、サロネーゼでもビジネスマインドをお持ちの方がいらっしゃいますよ。極稀ですが。

イベント等の協賛会社

ママ起業やサロネーゼのイベントは、企業がスポンサーになっているのが共通点。財布の紐を握る主婦が集まるイベントですから、企業にとってはPRするのに良い場所なのでしょうね。

イベント主催者はまた別の企業や団体です。そこが出展者を集めます。ママ起業やサロネーゼ側は、集客の負担が軽減できるのでとても良い仕組みではあります。

ママ起業関連のイベントの協賛会社

・安全な食材を扱っている生協などの団体

・生命保険会社

・おうちで教える大手英会話教室

・ウォーターサーバー宅配水のレンタル会社

・化粧品会社

・赤ちゃんグッズを扱う会社

・住宅展示場

サロネーゼ関連のイベントの協賛会社

・住宅展示場

・住宅メーカー

・システムキッチンメーカー

・キッチン用品を扱う企業

 

他にもあると思いますが、わたしが行ったことのあるイベントはこんなところです。

ママ起業イベントでは、生活用品や育児用品、教育に関するものが多いです。サロネーゼのほうは、住宅やシステムキッチンなどの比較的高額なものを扱っている会社が協賛・協力しているようですね。

イベントのスポンサーになっているだけではなく、ママ起業家やサロネーゼを講師として招き、企業側が集客、商品の紹介と一緒になったセミナーや講座を開催するというパターンもあります。

講師として招かれたママ起業家やサロネーゼとしては、それをステイタスや実績にするために利用できます。ブログ(アメブロが圧倒的に多い)で告知したり報告したりしています。

ただし、イベントやスポンサーとのタイアップ講座の後、自分のサロンの集客につながるかどうか、というのは別問題。

集客相談に来るサロネーゼ系の方は、口を揃えて『その後の集客にはつながらない』と言っていますので、実績作りとして割り切るのが良いのでしょうね。

主催者側だけが儲かる仕組みになっている場合もあるので、出展する場合は注意してくださいね。

ママ起業家とサロネーゼの比較<私的まとめ>

どちらにしても女性のパワーは衰えを見せませんね。いくつになっても夢を諦めないというのは素晴らしいこと。

女性が活躍して生き生きとしていることで、社会全体が明るくなるはず。だってしたいことをするというのは健全な行為だと思うから。

ママ起業家もサロネーゼも、家庭を持つ普通の女性。妻が家でニコニコと機嫌が良い方がいいのは男性も知っているはず(笑)

子どもだって、ママや母親が機嫌が良い方がいいに決まってます。明るい家庭が多くなれば、社会も明るくなります。世帯収入が増えれば消費も活発になるはず。って、そんなに世の中甘くないか(汗)

実際に業績もあげて社会貢献している女性起業家のパートナーは、とても理解ある男性だなあと思います。逆に離婚するケースも結構あるなぁ^^; たまたまか⁈よくわかりません。

しかし、ママ起業やらサロネーゼやら女性特有のカテゴリーだなあと思います。男性にはないもの。個人的には「女性〇〇」という言い方、便宜上使ってるけど好きじゃない。

ま、ママでもオバさんでも、いくつになっても自分の夢を諦めない姿は、希望を持って将来に向って行ける若者を増やすことに繋がるかもね!

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