チャリティキャンペーンで気をつけたい値引きの問題

 

わたしはほとんどやりませんが、キャンペーンをよく見かけます。震災のチャリティキャンペーンなんかは結構起業家もいろいろな方法でしてますね。

安易な値引きはサービスの価値を下げるかも

 

キャンペーンの方法に正解不正解はないと思います。災害時のチャリティーキャンペーンや、それ以外の名目でキャンペーンを打ち出すのは、プロモーションの一つでもありますし。

方法はいろいろあるのですが、わたしが難しいと感じるのは値引きをするパターン。ずいぶん前になりますが、セラピスト時代に同業者が通常のサービス料金を、いつもの価格よりも大幅に値引きをして提供してた事例がありました。どれくらいの値下げ幅かというと、5分の1くらい。思い切った値引きです。そして、その売上げは全額寄付するというものでした。

 

サービスを受ける側は、『ずっと気になっていたけれど、チャリティだから、キャンペーンだから、行ってみようかな』と思うでしょう。でも、気をつけたいのは、『安いから』という要素が入ってしまうと『安いから行くお客様』ばかりが来てしまう可能性があるということ。

そうすると、リピートには繋がりにくいし、通常価格でもそのサービスを受けたい!というお客様には出会えないリスクがありますよね。

例えばもともと10,000円の価値を売っていたのに、チャリティーとはいえ2,000円で提供してしまったら、初めてのお客様には2,000円の価値しかない。自分で自分の商品価値を下げているのと同じです。

 

これは、初回料金は通常価格の◯割引、というよくあるクーポンや期間限定キャンペーンも同じで、自分のことを知ってもらうきっかけにはなるけれど、リピーターにはならないかも。

 

お客様の気持ちを考えてみる

 

ここで、もっとお客様の気持ちになってみて考えてみます。

チャリティやキャンペーンでかなり価格が下がったのを見て、既存のお客様や正規の価格でサービスを受けたり商品を買ったお客様の気持ちはどうでしょうか?

いくらチャリティーとはいえ、5倍の料金を払ったお客様はちょっと残念じゃないかなあ?わたしだったらガッカリだなあと思います。

Web集客の観点で言えば、記事がブログ内に残るので検索結果に表れてきたり、サイト内で過去のブログを発見する可能性を考えると、あまり良いアイデアではないような。

 

大幅値引きをしても問題ないケースを考えてみると、例えば、どこでも買えるような商品や消耗品を扱っていて、それを期間限定で破格で売るというのはアリかなと。

でも、わたしたちのような唯一無二を目指した商品やサービスは、この方法じゃないですよね。

 

それから、『チャリティー(寄付)をするのはお客様ではない。』ということも大事なポイントだと思うんですよね。

もちろん、自分の労力に対する対価も料金の一部なので、全額寄付は意味があるとは思いますけど、破格の値引きをして全額寄付だと場合によっては赤字ですよね(T-T)

それに『お客様のお金が右から左に流れてるだけ』という感じがしてしまうのはわたしだけ?

 

わたしだったらこうするチャリティキャンペーン

 

わたしはチャリティキャンペーンはしない派ですが、それは通常の売上げから寄付すれば良いと思っているからですし、実際にそうしてます。でも、もしキャンペーンをするなら、と考えてみました。

 

やはり、いつもよりも集客をがんばって新規のお客様や久しぶりのお客様に来てもらい、その分を寄付をします。

赤字になるなんて本末転倒。いつもよりも余計に利益を出して、その分を寄付する方法を取りたいです。

そのためには、サービスの値引きは選択しません。その代わり、お値段据え置きのままサービス内容を充実させます。

 

たとえば、わたしが美容エステサロンを営んでいるとしたら、「シミ取りコース1回20,000円」のメニューに、商材が安くて施術の時間も少ない「ホワイトニングパック通常1回5,000円」をプレゼント!とか。

つまり、あまりコストが掛からず自分の少しの労力で、お客様がとても喜ぶサービスをプラスします。これなら、お客様一人につき5,000円のプレゼントができるのでお客様にも喜ばれます。お客様が増えた分の利益を寄付すれば、赤字にもなりません。

今のわたしのサービスだったら、Web集客のお悩み相談の時間を倍にして、延長料金0円にするかな。キャンペーンはしないけど(笑)

 

キャンペーンは、寄付目的のチャリティだけではありません。認知度を上げる、売上げを上げる、集客力を付けるなど、自分の経験値も増えますよね。

全額寄付で無償で提供するなら、チャリティキャンペーンではなくボランティアのほうがわかりやすいしスッキリすると思います、ハイ。

新規も既存のお客様も喜んでくれる方法を考えて実行したいですね!

 

 

値引きはキケン

 

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ブログ著者

もち月りえ
もち月りえウェブプロデューサー、ディレクター
東京生まれ下町育ちの50代
共働き→15年間の専業主婦生活→45歳でフリーランサー。今は会社員。
主婦時代、ネットオークションに出品したことがきっかけでマーケティングに興味を持つ。「なぜ売れるのか」「なぜ買うのか」購買心理を考えるのが好き。趣味:テニス、SNSで情報収集。