サロネーゼとママ起業家を勝手に比較してみました

<2019年3月10日更新>

起業がブームのようになって久しいですね。

インターネットが家庭に普及し、だれでも自分のことを世界に発信できるようになったことが大きく影響しているのもあるし、働き方の多様性というのもあるでしょう。

近年、マスコミは主婦起業を取り上げることも。キラキラ起業とかね。

私も数年前、ママ起業のイベントで起業相談のブースでサポートしたことがあります。スポンサーの力もあると思いますが、来場者数も多くて本当に大にぎわいでした。今は下火なのかしら、あまり耳にしませんねえ。

ママ起業ではなく、いわゆるサロネーゼが集まるイベントも開催されていました。こちらも小規模ながら各地で定期的に開催しているようでしたが、今は百貨店とのコラボで講座を開いたりしてるみたいです。

サロネーゼってなに?

サロネーゼとは、自宅で趣味を生かした知識や技術を教える教室を主宰する女性たちのこと。2006年に光文社の女性誌「VERY」編集長が当時流行していた「シロガネーゼ」に似せて「サロネーゼ」と命名。同誌で特集したのがきっかけで、この言葉が広まったとされている。

日経トレンディより引用
『24万人の女性を動かす!? 「サロネーゼ」に企業が注目する理由』

2013年の記事なので少々古いですが、今もそんなに変わってないと思います。

自宅で教室を開いて生徒さんに教えることは、この起業家ブームが始まる前、インターネットが日本に普及する前からありました。ピアノの先生や、習字、英会話など、私の子ども時代にもありました。

サロネーゼという名前がついたのが最近ですね。

今回は、イベント出展で実際に会場にいる女性たちに接してみて、ママ起業家とサロネーゼってどう違うのかや、そもそも違いはあるのか?について、わたしの見聞と経験だけで勝手に比較してみました。

ママ起業家とサロネーゼの年齢と家庭環境

ママ起業家の場合

イベント会場にいる方たちは、出展者も来場者も30代が多いです。来場者には、子どもが生まれたばかりで育児休暇中の人や専業主婦もいます。

出展者のママ起業家は、店舗や事務所を構えるのではなく、主に自宅を使って活動している人がほとんどでした。

ママ起業のイベントは平日に開催することが多く、専業主婦か育休中の女性が多いです。起業ブースの相談事は、復帰のための保育園が見つからないなど、働きたくても働けないという事情から起業を考える人がほとんどでした。

サロネーゼの場合

ママ起業家よりも年齢層は10〜20歳くらい高くなります。いわゆるアラフィフが多いです。50代が結構多かった印象ですね。バブル時代を大学生や新入社員で経験している人たちです。

サロネーゼたちは専業主婦が圧倒的多数。世帯年収も平均より高いのではないかと思います(勝手に推測)。パート勤めの方もほとんどいらっしゃらない感じ。

活動場所は自宅。レンタルサロンなどを使って活動している人はほとんどいません。なぜなら、サロネーゼたちにとって自宅を素敵に魅せるということがとても大事なポイントだから。

ビジネスというより趣味の延長な感じですが、中にはがっつりとビジネスしている女性もいます。極稀ですが株式会社にして企業と取引をしているなど。まあここまでくると、もうサロネーゼというカテゴリーには入りませんけどね。

サロネーゼとママ起業家の仕事への意識

ママ起業家の場合

事業を大きくしようという人と、個人事業で小さく続けたい人と、二手に分かれます。

事業の成長を意識している人は、資金調達や助成金の申請などの情報を積極的に集めていますし、実際ビジネスコンテストに参加する人もいます。

一方で、個人事業としてマイペースで、または扶養の範囲で続けていきたい人もいます。

子どもが小さい人が多いので、どこまで規模を大きくするか覚悟を決めるところで悩む人が多いのではないでしょうか。あとは、ご主人の理解を得るのもハードルとなっている人もいるようです。

まだまだ若いのでチャレンジ精神旺盛な女性が多いなあという印象があります。そういえば、起業プレゼンに参加するのもママ起業家のほうが多い印象がありますね。わたしの知る限りですが。

始めは自宅から小さくはじめても、社会に役立つ事業ならどんどん活動範囲を広げて、次世代を盛り上げるためにがんばってほしいです。そのためには周囲の協力も必要不可欠。そこをちゃんとサポートしてくれる団体もこれからは必要ですね。

サロネーゼの場合

『売上げ』『稼ぐ』という言葉よりも、『人気サロン』『予約が取れない』など、自分のブランドイメージをとても大切にしている人が多いなあと感じます。

実際に友だちに誘われいくつかレッスンに行ったことがあるのですが、随所にこだわりを感じさせる素敵なインテリアの邸宅。『旦那様はどんなお仕事をされているのだろうか?』と思ってしまうようなお住まいでした。

お料理、お菓子、フラワー系、クラフト系(ハンドメイド雑貨等)が主ですが、結構プロ並みのスキルを持っている方が多いので驚きます。でも、あまり『ビジネス』についてのマインドはお持ちではないようで、とてももったいないなあと思います。

子育て終わって自分の好きなことをやりたいという感じでしょうか。レッスン料は安くて5,000円程。大体7、8,000円くらいでしょうかね。趣味の延長にしては安くはないですね。

中にはディプロマを出している先生もいて、数万円から十数万円のレッスン料を取るようです。こうなるとビジネス感覚があるのかないのか謎(笑)。

年齢層的に会社員時代はワープロや表計算のソフトは使えたけど、インターネットはかなり苦手な方が多いです。

以前サロネーゼのコンサルをしたことがあったのですが、ビジネス感覚がなくて少しでも営業っぽいことはしたくない感じ。相談レベルでもこういう方が多くて疲れましたw

偏見かも知れないけれど、自分がどう見られるかを気にしながら、『こういうことをしているわたし』をSNSでアピールする。それが目的という方もいると思います。

もちろん、サロネーゼでもビジネスマインドをお持ちの方がいらっしゃいますよ。極稀ですが。

イベント等の協賛会社

ママ起業やサロネーゼのイベントは、企業がスポンサーになっていたのが共通点。財布の紐を握る主婦が集まるイベントですから、企業にとってはPRするのに良い場所なのでしょうね。

イベント主催者である企業や団体は、ママ起業家やサロネーゼのデータを多く持ってますから、協賛企業が集まりやすい(と思う)。ママ起業やサロネーゼ側は、出展料が安価であったり集客の負担が軽減できたりするので、なるほどな仕組みですよね。

ママ起業関連のイベントの協賛会社

・安全な食材を扱っている生協などの団体

・生命保険会社

・おうちで教える大手英会話教室や学習教室

・ウォーターサーバー宅配水のレンタル会社

・化粧品会社

・赤ちゃんグッズを扱う会社

サロネーゼ関連のイベントの協賛会社

・住宅展示場

・住宅メーカー

・システムキッチンメーカー

・キッチン用品を扱う企業

他にもあると思いますが、わたしが行ったことのあるイベントはこんなところでした。

ママ起業イベントでは、生活、育児、教育に関するもの。サロネーゼのほうは、住宅系などの比較的高額なものを扱っている会社が協賛・協力しているようですね。

最近では、主婦専門家(と仮に呼ぶ)を取りまとめている団体と大手百貨店とのコラボ事業で、百貨店内で講座をするというのが目立ちます。

講師として招かれた方は、それをステイタスや実績にするために利用できますし、ブログ(アメブロが圧倒的に多い)やインスタで告知したり報告したりしています。

ただ、このようなイベントやタイアップ講座の後、自分のサロンの集客につながるかどうかというのは別問題。

集客相談に来るママ系サロネーゼ系の方は、口を揃えて『その後の集客にはつながらない』と言っていますしたので、実績作りとして割り切るのが良いのでしょうね。

出展する場合はその辺りもよく考えたほうがいいかも。結構準備に要する時間とかマンパワーがかかるのに、薄謝だったりするみたいだし。

ママ起業家とサロネーゼの比較<私的まとめ>

前述したように、夫の協力も必要不可欠です。ただ、理解ある夫がいるケースもあるんですけど、なぜか離婚したり離婚経験ある人が私の周りに多いのはなぜでしょうか?????

それにしても、ママ起業やらサロネーゼやら女性特有のカテゴリーだなあと思います。個人的には「女性〇〇」という言い方はそろそろなくなってもいいんじゃないの?と思います。ジェンダーレスの時代だし。

どちらにしても女性のパワーは衰えを見せません。いくつになっても夢を諦めないというのは素晴らしいことです。希望を持って将来に向って行ける若者を増やすことに繋がると思うので。

それに、したいことをするというのは健全な行為だと思うから、どんどんチャレンジしたいものです。

ブログ著者

もち月りえ
もち月りえ初心者専門ウェブコンサルタント
東京生まれ下町育ち。
キャリアのない専業主婦からフリーランサーに。主婦の時に楽天フリマで出品しながらマーケティングを独学。「なぜ売れるのか」「なぜ行列なのか」「なぜ買うのか」など女性の購買心理を考えるのが好き。趣味:テニス、SNSで情報収集。

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