受講料が高いかどうかは案内ページで決まると思う
講座に申込みがない。受講料が高いからかなあ、じゃあ価格を下げたら申込み来るのかな・・・もやもや。
なんていう経験はないでしょうか?私は価格を下げようとしたことがありますが思いとどまりました。価格を下げるのはよくないです、やめましょう。なぜなら、価格を下げなけれ申込みがないならその講座にはその価格の価値しかないというのを自分で認めることだからです。
価格を下げるのは簡単です。でも、「違う!この講座は価格以上の価値がある!」と思うなら、案内ページを見直しましょう。提示した受講料に納得するかどうかは情報の質と量で決まるからです。
高いか安いかより価値があるかないかを見てる
講座の受講料が「高い」と感じて申込みをしなかったことは誰しもあると思いますが、私にもあります。その時のことを例に説明します。
申込みに至らなかったのは「情報の質と量が足りない」からでした。講座案内ページの内容では提示された価格を支払う理由が見出せなかったのです。私が申込みできなかったのは、以下の情報が不足していたからでした。
- どの程度のスキルが身につくのかわからない
- 講座内でどんなことを体験できるのか具体的なことが載っていない
- 参加した人はどうなれたのか、「参加者の声」がない
- どんな職業、どんなシチュエーションで役に立つのか具体的例がない
以上が不明確なために申込みできませんでした。
「こんなに素晴らしいんですよ」「ノウハウを伝えます」はわかったのですが、どのような方法でノウハウを伝えてくれるのかとか、肝心なことが抜け落ちてるんですよね。講師の方はその界隈では名の知れた方でした。本も出してるし。だから案内ページが雑だったのかはわかりませんが、結局、その金額を払って自分にもたらされる価値が想像できなかったのでポチれませんでした。ちなみに、丸2日で約6万円の講座。
案内は期待値と価格をマッチさせる意識で
講座やセミナーって価格が高いほど期待値も上がると思うんですよね。無料や数千円は「ヒント程度」「核心には触れないだろう」程度の想像はできますし、期待値と価格ってマッチするものだと思うんですね。
こちらが伝えたい魅力は受講者の価値として見せた方が良いし、そうしないと一方的に「ほらすごいでしょ」だけで終わるという一番やってはいけないパターンになってしいます。魅力だけを並べて最後に「あなたもどうですか」と言われても困ります。「あなたもできるようになります。なぜなら具体的にこういうワークやこんな体験ができて、受講者はこんな風に活躍してますよ。」っていうの、知りたいじゃないですか。
そのためには、
- お値段以上の価値を提供するという意識で講座を組み立てる
- 当日のカリキュラムをできるだけ具体的に掲載する
この2点に気をつけましょう。
これ、1ページに様々な情報を盛り込むランディングページや紙のチラシも同じで、魅力を伝えるのではなく相手が受け取れるものは何かを明確にするのが良いですね。期待値は相手側のことなのでこちらはコントロールできないけれど、期待以上のものを提供するくらいでちょうど良いです。
以上。