私たちは単に価値の押し付けや押し売りをしているのかもしれない

先日、Facebookでフォローしている情報メディアでたまたま知ったこの記事。

「ゴミを作っている感覚だった」。大量生産・大量消費の服作りに疑問を抱いた男が立ち上げたアパレルブランド

このインタビュー記事の内容、とても良かったんですよ。自分の仕事を通じて感じた違和感をそのままにせず、業界の常識を打ち破るようなコンセプトで自分のブランドを立ち上げるまでの話は、とてもリアリティがあって共感します。

製品情報をここまで開示する

この起業家が立ち上げた10YCというブランドのホームページを見て、さらに刺激を受けました。

ホームページ→https://10yc.jp/

さらに商品ページを見ると、ブランドのコンセプトをわかりやすく伝える工夫がされています。

例えばこのページ。
https://10yc.jp/product/aizome-freedom-10yc-t-shirt/

藍染Tシャツです。Tシャツが16,000円超え!!と思った人は多いかもしれません。

でも、アイテム説明、関わった会社や工場の掲載、この製品にかかったコストまでを開示しています。そして、注目したいのは同じ製品コストで販売した場合の従来の価格との比較です。

これだけの情報を開示しているブランドのECサイトは見たことがなかったので、新鮮で斬新で感動すらしました。

製品価値を買い手が判断する

これらの情報を見た後、私は最初に感じた「Tシャツでこの値段!!」という感覚は薄れていきました。

もはやこれはTシャツではないなと。

私の中では、「お値段以上の価値がある上質なトップス」という位置付けに変わりました。

一枚一枚染め上げ、丁寧に縫製された職人さんの手仕事でできたからこその価格。そう思うと全然高くないと思いました。

私自身がこの製品価値をそう判断したということなのです。

もちろん。そう判断しない人もいるでしょう。

「今年流行!」「今が買い時!」という価値がどこにあるのかわからない文句に踊らせれている気がしていた私にとって、「本来、製品価値をどう判断するかは買い手次第」ということを思い出させてくれました。

大量生産と少量生産両方の価値

この10YCというブランドの他に、ファクトリエというブランドも気になってます。

Made in Japanにこだわっているところや、「長く大切に使う」というコンセプトが10YCと似ているのですが、「世界の一流ブランドから生産を依頼される工場を使っている」というところも特徴の一つです。

こちらはショールームがあって、試着ができるようなので近々行ってみようと思ってます。

こうして見ると、大量生産しているブランドとの違いがはっきりしますが、私には、どちらが良い悪いという判断はできません。

大量生産は(様々な問題があることは知っていますが)、雇用を生み出しているという側面もあるし、少量生産は、軌道に乗るまで利益を出すのが大変ではないかと想像します。

物が溢れている今、売り手がどんなアピールをするにしても、「買い手がその価値を判断して選ぶ」という時代だということを忘れないでいようと思いました。

 

ブログ著者

もち月りえ
もち月りえウェブコンサルタント
苦手な人や初心者の「ウェブがわからない!」をサポートしている。クライアントに安心と信頼を感じてもらいつつ苦手なウェブを克服してもらい、集客につなげるのがミッション。

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