営業は「売る」ことだけが目的ではないと思う
SNSで集客コンサルタントが、「営業なしで・・・」とか「営業しなくても・・・」という売言葉を使っているのをよく見かけます。
それくらい、営業が苦手という方が多いんだと思います。だけど、営業は事業をする上では避けられないことです。
営業って押し売りや売り込みすることだと思ってる人もいるのかも。そういう営業しか受けたことなければ仕方ないのかもしれないけど。
企業には必ずと言っていいほど「営業」という職種があるのは、それなしでは売上につながらないからですよね。たとえワンオペ事業でも営業は必要なんだけど、嫌がる人が多いんですよね。
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ちょっと前に、メルマガ配信システムをいくつか試していました。結局、レンタルサーバーの機能を使うことにしたのでどの会社とも契約しませんでした。
後日、そのうちの一社の担当者から「その後いかがでしょうか」というメールをもらいました。いわゆる営業メールです。
ですが、多少コピペのところがあるにせよ、自分の名も名乗っているし機械的な文面でもなく、とても丁寧な印象を受けたので返事をしました。なぜ契約に至らなかったのか理由が知りたいだろうと思い、サーバーの機能を使うということも書き添えました。
それで終了かなと思いきや、翌日、担当者の方から再度丁寧な返事が来ました。
「またご検討いただける機会がございましたら、弊社サービスへご相談いただけますと幸いです。今後とも、よろしくお願い申し上げます。」
企業の担当者が、一人一人にこのようなメールを送っているのは珍しいと思いました。
私も、最初のメールが担当者名も名乗らないコピペのメールだったら返事はしなかったでしょう。営業メールはマイナスなイメージばかりですが、そうではないものもあるんだなと思ったのでした。
今回は利用は見合わせましたが、また検討する時が来たら真っ先に思い出すでしょうし、誰かに紹介もすると思います。
営業はお客様と接触できる貴重な機会であり、売れるか売れないかではなく、お客様が何を求めているかを知ること、そのために何を提供できるのかを考え提案するためなのです。
お客様が本当に求めているものが何かを知るすべでもあるので、自分の商品やサービスを磨く機会でもあると思います。
営業を嫌がって何もしなければ、今よりも前には進まない、ということだなと思いました。
ブログ著者

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