Googleの中の人に直接聞いた本当のSEOのお話し
2月18日、「フリーランスのためのウェブ集客勉強会」に参加しました。登壇者はGoogle合同会社シニアサーチエバンジェリストの金谷武明氏@jumpingkneeです。(主催はフリーランス協会)
2月25日追記:当日のリアルタイムツイートはこちらにまとめられてました!
togetter
Googleの中の人に直接聞ける〜フリーランスのためのウェブ集客勉強会〜
Googleの中の人、のお話始まりまーす♪#フリーランス協会 pic.twitter.com/GfhLGwU23r
— もち月りえ/ウェブ系 (@Sophiarierie) 2019年2月18日
最初に金谷さんが表示したスライドには、検索の基本として、
①ユーザーのために良いコンテンツを作る
②Googleに伝える
③モバイルに取り組む
ということを示されていました。

ひたすらメモったことを箇条書きにしてみますと
- Googleは、約130兆ページからユーザーに最適なサイトを探している
- 人為的なリンクは違反。そもそも有料リンクを売ることがNG
- リンクを買うことはリスクでしかない
- そもそも何のためのページなのか?(→ユーザーのため)
- Googleサーチコンソールを使う
- サーチコンソールとアナリティクスは役割が全く違う
- ハッキングに注意。パスワード管理と常にCMSを最新状態しておく(更新する)
- ユーザーのことは、ツールで簡単にはわからない
- ビッグキーワードとは?と定義する必要はない
- SEOだけでできることは少ない
- SEO単体で業者に依頼する意味がない
- Googleのガイドラインに忠実に
- ホワイトなSEO業者は少ない。SEO会社名で検索して情報(レビュー)を入手することは必須
- 検索を気にしないで作られた記事の方が長く読まれる
- 他のキーワードの1位はどうなっているのか調べてみる
- 同じキーワードでもいろんなサイトが出てくるのでそれを研究する

質疑応答もとても参考になりました
- ページの表示速度が遅いと順位が下がるか
- 遅いと下がるというのはあくまでも参考値。順位というより、ユーザーに遅い体験をさせてるのはよくないと考える。
- 検索表示1位を保つためにはどうするか
- まず1位に対するこだわりを捨てる。順位は変わるものと思った方がいい。1位に戻すという発想も違う。
- ライターです。文字数3,000以上とか画像の枚数とか、キーワードの個数とかって、ぶっちゃけ意味あるんですか?
- 文字数、画像数、キーワードの回数は関係ない。それが効果があると噂されるとみんながやるから、結果的にそういう記事が上位に上がっているだけ。

SEOってなんのためにするの?
SEO「検索エンジン最適化」の「最適化」は、ユーザー(検索する人)のためです。言うまでもなく、記事を作成してる人のためではありません。
例えば、あるキーワードで自分のページが1位になったとしても、探していたものじゃないと判断される可能性も大いにあるわけです。
サイト来てもらいたいユーザーをはっきりとイメージして、その人が求めている情報を、文字数やキーワードを気にせずに、シンプルに伝えれば良いのだとわかりました。