本当に届けたい人には届きにくい「ブログ」

Buzz Feed Newsのこの記事を読んで、インターネット上で自分が伝えたいことが、本当に届けたい人に届ける難しさを改めて考えさせられました。

写真家の幡野広志さんのことは、ここで私が書かなくてもご存知の方は多いでしょう。この記事の中で、幡野さんはブログについてこんなことを話されてます。

闘病ブログ読まれますか?

ーーはい読みます。

僕も闘病ブログを読みますが、あれは患者さんが書いて同じ病気の患者さんが読んでいるでしょう?医療者や健康な人にも読んでほしいと思っているかもしれませんが、医療者や健康な人は読まない。自分と違う属性の人に情報を発信するには、工夫しなければ伝わらない。

BuzzFeed Newsより

闘病ブログは自分や家族や周りの人が健康で何も問題ないときは読まない、というよりも探しに行くことはない、ですよね。

私は1年ほど前に自転車事故に遭ったのですが、その時に参考にしていたのは同じ境遇に遭った人のブログや事例を載せている弁護士の記事でした。「自転車事故 示談」「自転車事故 保険会社」「自転車事故 弁護士」など、ググりまくりましたよ。事故に遭わなければ読まなかったであろう記事です。でも、もう少し早く知っていればという情報が多かったんですよね。

幡野さんはご自身がガンという病気になったことで、ガン患者ではなく健康な人にこそ伝えたいことがあり、文字通り「工夫して」発信されています。それは、記事を読めばわかります。

だけど、グーグル検索をすると上位表示されるのはビジネスブログ、アフィリエイトブログ、広告収入目的のブログが多いです。ユーザーが本当に求めている情報になかなかたどり着けないなあと思うのは私だけでしょうか?

自転車事故の時も、上位に上がってくるのは弁護士事務所の広告ばかりです。いくら情報に飢えていても、広告をクリックすることはしませんでしたが。

世界中と繋がることができるインターネットだからこそ、本当の使い方ってどんな使い方なんだろう?
私にできることは、せめてSEOは自分のためではなく、読者のためにあるということを意識するということでしょうか。

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